こんにちは、サンシードの新居です。
いままで、エヌ・ティ・ティ・スマートコネクト社の「スマイルサーバ」を使用していたのですが、
IMAPに非対応など少し不便さを感じていましたので、グループウェア導入検討も含め、Microsoft社のOffice365に切り替えました。
グループウェア導入&レンタルサーバー導入の検討ポイントは、
(1)当社のような小規模は企業でも導入コストが安価であること
(2)切換え作業が容易で、新システムの立上げがスピーディーであること
(3)社内業務はオンプレのメーラーが使用でき、社外ではモバイル系機器でメール送受信が安価なこと(マルチプラットホームが希望)
(4)法人向けSNSサービスが充実していること(近年、情報伝達の敏速化に対応するにはメールでは厳しいと考えました)
これらを総合的に検討すると当社には「Microsoft社のOffice365」がベストだと考え、導入を決めました。
当然、「スマイルサーバ」&「サイボウズ」という選択も悩んだのですが、「Microsoft社のOffice365」でしたね。
「スマイルサーバ」&「サイボウズ」の組合せも悪くないのですが、当社では下記のデメリットがありました。
・Web版メーラーは少し不便である(近年、サイボウズも機能アップして便利ですが、オンプレ版Outlookとまではいかない感じです。トライアル版を使用)
・Microsoft社Officeソフトとの互換が無い(これはサイボウズ社の方針だと思いますが、Officeソフト群とグループウェアは別としてますね)
「サイボウズ」は、さすが日本製だという直観性とデザイン性で、モバイル系アプリケーションも成熟されていて、かなり最後まで悩みましたが、
それらのことを検討した上で、「Microsoft社のOffice365」にしました。
当社では、「Microsoft社のOffice365」の社員提供のサブスクリプションを下記のように考えました。
◆社内開発エンジニア(Win & Mac) : Office 365 Enterprise E3
◆社内開発エンジニア(Win) : Office 365 Business Premium
◆客先でのの開発エンジニア : Office 365 Business Essentials
◆パートナー企業のエンジニア : Exchange Online Kiosk
このように詳細に目的別に切り分けると安価に運用できると思います。当社でも月々¥6,000程度(サーバー費も含む)で運用できています。
そう考えると、レンタルサーバ&グループウェアを運用するコストとしては、非常に安価でメリットが大きい選択だったと思います。
今回の「Microsoft社のOffice365」を使ってみたメリット・デメリットの感想としては、
◆法人向けYammerが思っていたより社員に評判が良く、社員同士や会社・社員間の情報伝達に有効だったこと
◆SharePoint Onlineで社内向けポータルサイトを構築できたこと
◆Exchange Onlineが使えるため、PCとモバイルでの送受信メールが一元管理できたこと
◆モバイル版アプリケーション(OutlookやOWA)の完成度が低く少し使いづらいこと
◆Exchange OnlineとSharePoint Onlineをもう少し統合してほしいこと
このあたりが使ってみた感想ですね、それではまた!!
< 私が試しに作ってみた社内ポータルサイトです >
2016年2月22日 社長ブログ